みなさま、こんにちは!
12月も中旬に入り、多くの理美容室様にとって“1年で1番忙しい”そんな時期になってきましたね。
本日のコラムのタイトルは、「サロン繁忙期の12月。常連客失客防止のために“カンタンに”できる取り組みとは」です。
繁忙期は言うまでもなく“稼ぎ時”です。ではありますが、お店が忙しくなるということは…同時に、常連客失客のリスクにつながるということ。経験のある皆さまはお分かりになっていると思います。そのリスクを避けるために、この12月にしていただきたいことを紹介させていただきます。
あらかじめ、お断りしておきます。POSシステム屋が書いているとは思えないようなものすご~~く、アナログな話ですよ。
この理由は明らかですよね。店が忙しいから!です。
忙しくなって、どうしても、対応がおろそかになってしまう…。勿論、そうなってはいけない!という気持ちはあります。それでも、次々にお客様が来店されて、その対応に追われて、スタッフさんが複数いらっしゃるような場合、上の立場の方になると、部下・後輩の仕事も気になりながら、さらには、なんらかのトラブルが起きて、その対応に追われて…そうなってくると、どうしても、一人一人のお客様に対するケアがふだんの100%の状態に比べると、おざなりになってしまうのではないでしょうか。
「テキトーに扱われた感じがする」
「大切に思われてないなぁ」
「2か月前から予約してたのに」
お店への期待レベルが高い!常連さんであるからこそのマイナスの感情。これは本当に怖い話です。
じゃあ、そうならないようにするために、どうすべきなんでしょうか?
正解の一つは「そうならないように気を付ける」だと思います。
「12月はいつも以上に忙しいから」
「お客様も忙しくて感情がいら立っていることもあるから」
「だから、そうならないようにいつも以上に気を付ける」
これが、たぶん何よりも正しい正解だとは思います(^.^)
ですが、ですが、ですが…それでも起きてしまうのがエラーです。
気を付けていても、どうしても起きてしまう「おざなりリスク」。これが怖いんですよね。瞬間瞬間に起きてしまうキャパオーバー!こうなってしまった時に備えるためにして頂くことが当コラムでお伝えしたいアドバイスです。
さて、前置きが長くなりました。12月の常連さん防止のためにして頂きたいこととは、これです。
お客様が来店される前に、最近のカルテを見直すこと。
カルテを見直して「今日の接客の際にお伝えしたいこと」を見つけること。
「なんだ、当たり前のことじゃん!」ですよね。
ですが、これが12月の常連さん失客防止の一つの大切な手段だと思います。
POSシステムを導入されている店舗様でしたら、カンタンな操作(ホント30秒くらい!)で過去の施術履歴・メモなどを確認できると思います。
その方のお悩みに応えるために前回アドバイスした内容、夏に購入してくださったシャンプー、美容とは関係ないけど、真剣に話し合った相談事、お客様ご自身も忘れていたような、二人だけの話題。
慌ただしいお店の中で、こういう話題を1つでも出してそのことについて意見交換することで、常連さんの気持ちは変わってくるんじゃないでしょうか。
「やっぱり、この美容師さん、私のコト大切に想ってくれてるな♡」こんな気持ちを感じさせてあげることは、失客防止という意味だけじゃなくお客様に提供してあげられるサービスとして大切なことなんじゃないかと思います。
ほとんどの美容師さん理容師さんが、当たり前にされていることをエラそうに書いてしまっているかもしれません。ですが、12月のこの時期の常連客防止のために今日から何ができるか!と言えばコレじゃないかと思い、書かせていただきました。
POSシステム導入されていないお店の場合は、紙カルテでも良いと思います。お客様がいらっしゃる前に(直前は絶対ムリなので)前日の夜でも当日の朝でも過去の履歴を数十秒間、見直して、「あっ、この話をしてみよう」を探しておく。失客防止のためのアドバイスとして、このことを提案させていただきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。本日のコラムは大阪営業所の小坂田が書かせていただきました。
コロナ禍の対策に追われた2020年。まだまだ影響が収まる気配はなく、本当に大変な時期が続きますが、お互いがんばりましょう!
私たち、エクシードシステムは美容師さん、理容師さんのことを応援しています。