美容専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
業界歴25年、シリーズ累計9,000店舗の導入実績を支えてきた営業マンの視点で、
美容室・アイラッシュサロン・ネイルサロン・エステサロンなどに向けてお役立ち情報を発信中!
「売上は伸びているのに、なぜか利益が増えない…」
エステサロンを経営するオーナー様の多くが、この悩みに直面しています。
実は、利益率を上げるためには、単に売上を追うだけでは不十分。
といった、”多様な角度からの工夫”が必要になります。
本記事では、売上が増えても利益が出ない原因と今日から実践できる利益率アップの方法を分かりやすく解説します!
記事の後半には、エステサロンにおすすめのシステムもご紹介しています。
是非最後までご覧ください!
エステサロンの利益率は一般的に15%程度と言われています。
これは美容業界の中では、高いのでしょうか、低いのでしょうか。
以下からエステサロンの現状を把握しましょう。
エステサロンの利益率を正確に把握するには、以下の関係を理解することが重要です。
利益率の計算式は、
(営業利益 ÷ 売上)× 100
例えば、
この場合、利益率は15%となります。
(※当記事では「売上高営業利益率」を指します。)
エステサロンの利益率15%は、美容業界全体で見ると比較的高い水準です。
美容業全体の平均利益率は、2.8%程度とされています。
エステサロンはその約5倍の利益率です。
この差が生まれる理由は、エステサロンの提供するサービスの特性にあります。
エステサロンは施術時間が長く、使用する用品・機器の原価に対して高い付加価値をつけられます。
また、リラクゼーションや美容効果という目に見えない価値を提供するため、価格設定の自由度が高いです。
ただし、この15%という利益率はあくまで目安であり、個々のサロンの経営努力や状況によって大きく変動します。
より高い利益率を達成するためには、常に改善策を模索し続ける必要があります。
まず利益率を向上させるために必要なのは、支出の見直しです。
無駄な経費の削減によって、利益を増やせます。
見直すべきエステサロンの支出は、大きく「固定費」と「変動費」に分けられます。
固定費は、売上の変動に関わらず毎月一定額かかる費用です。
サロン経営において大きな割合を占めているため、見直すことで利益率向上が期待できます。
主な固定費には、以下のようなものがあります。
とくに家賃はエステサロンの固定費の中で最も大きな割合を占めます。
優先的に見直すと良いでしょう。
変動費は売上に応じて変動する費用です。
管理次第で大きく削減できます。
エステサロンの主な変動費には、以下があります。
施術用品や消耗品は、まとめ買いや、複数の見積もり比較などで削減できます。
また宣伝広告費は、顧客情報の集計・分析の繰り返しで、効率的な変動費への投資につながります。
支出の見直しだけでなく、売上の向上も利益率を高める上で重要です。
エステサロンは固定費の割合が高いため、売上増加が利益に直結しやすい傾向があります。
客単価を最大化することは、利益率向上に効果的です。
基本メニューに以下のようなものを加えることで、客単価の向上が期待できます。
これらを単に加えるのではなく、顧客の悩みや希望を丁寧にヒアリングした上で、最適な提案をすることが大切です。
たとえば、乾燥を気にされているお客様には、保湿効果の高いオプションメニューと化粧品を提案するなど、顧客視点を忘れないようにしましょう。
売上向上には、継続的な新規顧客の獲得が欠かせません。
とくに現代のエステサロン経営では、オンラインでの集客が必須です。
以下のような多様な集客経路の活用によって、新規顧客の獲得チャンスが多く得られます。
たとえば、SNS(InstagramやTikTokなど)での情報発信は、施術のビフォーアフターやサロンの雰囲気を視覚的にアプローチできます。
また、予約ポータルサイトへの登録は、お店探しに積極的な方との接点を作れます。
オンラインで集客する場合は、あなたのお店のターゲット層に適した手法から選定しましょう。
新規顧客の獲得も重要ですが、既存顧客のリピート率を高めることは、より低いコストで安定した売上を確保できます。
リピート率を高めるためには、以下の要素が重要になります。
具体的には、来店お礼のメッセージ送信や次回予約の案内、誕生日クーポンの送付などが効果的です。
LINE公式アカウントのような、1対1でメッセージできるコミュニケーションツールを活用すると、少ない負担で顧客との関係性を深められます。
エステサロンの利益率を高めるには、支出の見直しと売上向上に加えて、デジタルツールの導入も効果的です。
主な方法として以下が挙げられます。
手作業による情報管理は時間とコストがかかるだけではなく、ミスや機会損失が発生しやすくなります。
これらを未然に防ぐためにも、デジタルツールの積極的な導入を検討しましょう。
予約管理システムを導入することで、一つの画面で予約情報をまとめて管理できます。
これによって、空き時間を即座に把握した上での予約提案が可能です。
また、エステサロンでは以下のような複数の予約経路を利用する場合が多いかと思います。
これらを一元管理することで、シフトの調整やキャンセルの反映が容易になり、ダブルブッキングのリスクを減らし、施術に集中できる環境を整えられます。
紙のカルテでは、情報の検索や共有に時間がかかります。
電子カルテの導入によって、これらの問題を解決し、業務効率と顧客満足度の両方を高められます。
電子カルテのメリットは、写真付きで施術履歴を共有できることです。
などを詳細に記録しておくことで、担当者が変わっても一貫したサービスの提供が可能です。
また、タブレット端末などを使えば、お客様と一緒にカルテを見ながらカウンセリングを行うことも可能です。
顧客情報を集計・分析できるデジタルツール(顧客管理システム、CRMなど)を導入することで、運営判断に役立てられます。
予約情報や電子カルテなどから得た顧客情報は、主に以下のような施策を決定する際の重要な根拠になります。
利益率向上に関わる意思決定をする際は、必須の機能です。
予約管理、電子カルテ、顧客分析などの機能は、個別に導入しても効果を発揮します。
しかし、これらの必要な機能を集約させた美容サロン特化型POSシステムを導入することで、サロン運営の効率をより高められます。
初期費用はかかるものの、業務効率が向上し長期的な利益増加が期待できます。
エステサロンの利益率を向上させるなら、美容専門POSシステム「サロンアンサー」の活用をおすすめします。
サロンアンサーを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
これらを実現できる「サロンアンサー」は、エステサロンの利益率向上を徹底的にサポートします。
デジタルツール導入の際は、ぜひご検討ください。
更に、美容特化の中でもエステサロンの業態に特化した「エステアンサー」もご用意しております。
サロンアンサーの基本機能に加えて、
といった、エステサロンならではの情報も管理できる便利な機能が満載となっております。
詳しくはエステアンサーページから
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エステサロンの利益率を向上させるには、以下の3つのステップが重要です。
とくに注目すべきは、これら3つを統合的に実践することで生まれる相乗効果です。
デジタルツールの導入によって業務効率が改善されれば、スタッフは接客や提案に時間を使えるようになり、結果として客単価やリピート率の向上につながります。
業界平均15%の利益率を20%、30%へと高めていくことは決して不可能ではありません。
この記事で紹介した方法をサロンの状況に合わせて選択し、段階的に実践していくことで、着実に利益率を向上させられるでしょう。
「サロンアンサー」「エステアンサー」のようなPOSシステムを導入し、デジタル化を進めることが高利益率のサロン運営につながります。