いつもサロンアンサーをご利用いただきありがとうございます。
今回はご利用中のサロン様に向けた
「活用しなければもったいない!」サロンアンサーの分析機能についてのお話です。
突然ですが、サロンアンサーの
「リピート率分析」と「来店動機別定着率分析」
は上手に活用いただけてますでしょうか?
美容サロンの経営において、お客様の動向を知る事は大変重要となります。
中でも新規客・リピート率の分析は肝と言えるでしょう。
「リピート率ってどうやってみるの?」
「どんな数字に注目すればよいの?」
「私の数字は、良い方なの?悪い方なの?」
そんなお悩み、サロンアンサーの2つのリピート率分析で解決します!
一般的に、サロンのお客様を失客とみなすのは、前回のご来店より6ヶ月が経過した時です。
なので、それまでに再来店されたら「リピート」となります。
以下のサロンアンサーの「リピート率分析表」をどのように見ていけばよいか解説いたします。
左の黒枠部分が、分析したい月にご来店されたお客様の人数です。
新規・再来・準固定・固定と分かれていますが、再来以降の区分は来店回数によって設定できます。
多くのサロンが、新規(1回目)・再来(2回目)・準固定(3回目)・固定(4回目以上)として分析されています。
真ん中の青枠部分が、黒ワクの期間にご来店されたお客様が、その後6ヶ月の間に何ヶ月目で再来店されたか?を集計しています。
上段がその月の再来数で、下段がその月までの累計再来数です。
右のオレンジ枠の部分が、6ヶ月経過しても再来されていない、いわゆる「失客したお客様」になります。
尚、それぞれの数字をクリックすると、その顧客リストが表示されますので、失客リストのチェックには非常に便利です。
次に、新規客のみのリピート率を細分化して「どの集客で来店した新規客が、より効率よく固定客になっているのか?」を明確にした「定着率分析(来店動機)」です。
左の黒枠部分が、分析したい月にご来店された新規お客様の人数です。来店動機ごとに分けて集計されます。
真ん中の青枠部分が、その後の指定された期限(上記では12ヶ月)内に2~5回再来された人数と比率です。
どの集客が、再来が多く効率よく固定客になっているか?
言い換えれば、どの集客が「より多くお支払いいただけるお客様」を生み出しているか?とも考えられます。
リピート率分析は、
・新規客の失客率
・固定客の失客率
+各サロンの基準(条件)
での分析がオススメです。
再来・準固定については、新規と固定に対して何らかの改善が見られると、それに合わせて上がる傾向にあります。
・サロン検索サイト掲載での新規集客が多い場合
…新規の失客率は60%以下にしたいですね。
・地域来店・紹介など、アナログな新規集客が主な場合
…新規の失客率は40%以下になるべきでしょう。
固定客は、失客率5%以下を目指しましょう!
ベテランスタイリストになるほど、近い数字になっているはずです。
若いスタイリストも、自分の理想の未来のイメージとして「いずれは固定客失客率5%以下になるべき!」と考えておくとよいでしょう。
定着率分析は、どの集客が自店にとって効率が良いのかを明確にしてくれます。
サロン検索サイトでの集客は、一般的には再来率30%程度です。
しかし、工夫次第では40%、50%と、再来率をアップさせることも可能です。
スタイリストごとに分析して、
例えば「ホットペッパービューティー新規客の再来率が高い」という人が見つかったら、その人の「ホットペッパービューティー新規客に対しての取り組み」などを参考にしてみてはどうでしょうか?
これは紹介でも、SNSでも、通りがかりでも、どんな集客でも同じですね。
ある集客に強いスタイリストがいる。だったら、その「再来率が良い理由・取り組み」を見つけて、他のスタイリストも真似してみる。
それだけでも新規再来率アップには効果的です。
「リピート率分析表」も「定着率分析(来店動機)」も、まずはサロン全体の数字を見てみましょう。
それが平均値なら、各スタイリストごとに少しずつアップを目指す。
そうして平均値も上がってくれば=全体の底上げになるということです。
美容サロンは集客ビジネスでもありますが、やはり基本はリピートビジネスです!
リピート率分析、上手に活用していきたいですね。
今回は既にサロンアンサーをお使いいただいている方へ、分析機能の活用法についてご案内させていただきましたが、
他社のPOSシステム・顧客管理システムをお使いの方、ITツールの導入をされていない方にもご興味を持っていただけましたら幸いです。
弊社の提供する美容サロン専用POSシステム「サロンアンサー」では
今回ご紹介したリピート率をはじめ、サロン経営にお役立ていただける多彩な分析機能がございます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。