美容サロン専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
業界歴25年、シリーズ累計6,000店舗の導入実績を支えてきた営業マンの視点で、
美容室・アイラッシュサロン・ネイルサロン・エステサロンなどに向けてお役立ち情報を発信中!
美容室・サロン・理容室を経営されている皆様、
お客様とのやり取りにLINEを利用されていますか?
個人LINEを利用されている方もいれば、
店舗でLINE公式アカウントを利用している方もいらっしゃると思います。
そもそもLINE公式アカウントって難しそう。
やりとりさえ出来れば個人LINEでもいいのでは?
そう感じてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし!
店舗で利用するのであれば、LINE公式アカウントがおすすめです!
使いこなせるか不安…という方もいるかもしれませんね。
ご安心ください!基本的なメッセージのやり取りは、個人用のLINEと同じです。
最初は難しいと感じる事もあるかもしれませんが、
必要最低限の機能から使っていればすぐに慣れると思います。
無料から始める事が出来ますので、ぜひ導入を検討してみてください。
今回は、すでにLINE公式アカウントをご利用されている方の中でも、
ブロックが多く困っている方に向けた内容となっております。
これから始められる方も是非参考にされてみてください。
LINE公式アカウントを運用していると気になるのが、「ブロック率」です。
ブロックが多いと、配信したメッセージが届く件数が減ってしまいますね。
せっかく公式アカウントを作り、広告も展開してお客様からの友だち登録に結び付いたとしても、
ブロックされては集客効果が薄くなってしまいます。
美容室という業種に合わせた作り込みと運用で、
ブロックされにくい運用を目指しましょう。
LINE公式アカウントのブロック数の確認方法は、以下の手順になります。
理由は3つです。
具体的な理由は
「特典が目当てで友だち登録したから」
などが多いと思います。
例えば
LINE友だち登録
「初回登録特典!シャンプーのサンプルプレゼント」
とします。
当然ですが、
お客さまは、特典のシャンプーが友だち登録の目的です。
何も対策してなければ、
目的が達成され、メッセージが届く事を面倒と考え
ブロックに繋がってしまいます。
「友だち登録」だけを目的とした結果、十分に活用できていない例になります。
特典は「きっかけ」という事を意識してください。
店舗の目的は「友だち登録の継続」です。
週に何度も送っていると、うっとうしくなってきます。
有益な情報であっても、ブロックされる場合があります。
例えば
普段パーマをしないお客様に何度もパーマの情報が届くと、
今後も興味のないメッセージばかりが届くと思い、ブロックされてしまいます。
今後の来店にも影響が出てしまうかもしれません。
理由を3つご紹介させて頂きました。
このように、ブロックされるには必ず何らか原因があります。
それぞれの原因に対してしっかりと対策し、
ブロックを減らす意識を持って運用する事によって、
ブロック率を下げることが可能です。
ブロック率を下げる事は集客に直結します。
ブロックが多い=メッセージの総配信数が減り、
来店の機会損失に繋がるからです。
とはいえ、ブロックする人は必ずいますので、0人にするのは難しいです。
「なるべくブロックされない運用」を心がけ、有効に活用すれば、LINEの集客を最大化する事が可能です。
ここからブロック率を下げる具体的なテクニックをご紹介します。
あいさつメッセージは、友だち登録後すぐ届くメッセージです。
文章の他に画像やクーポンも配信できます。
友だち登録された方、全員に見てもらえる内容なので、設定時の例文をそのまま使うのはNG!
店舗に合わせた文章を作ることがポイントです。
今後の配信内容や、お得な情報が届く事を伝えて、
友だちを継続するメリットを理解していただきましょう。
店舗で案内する際に、口頭で補足することも大切です。
「LINEで友だち登録してもらったら、クーポンやキャンペーン情報が届きますよ!ぜひ登録してくださいね」
「LINEの友だち登録して頂くと、こんな点がとても便利ですよ!」
といった感じです。
また、ブロック防止のため、
「通知が多いと感じた場合は、通知OFFにしてください」と、あいさつメッセージに入れておくのも効果的です。
よく、あいさつメッセージに書かれているのを見ます。
メッセージ受け取り通知はされませんが、メッセージは届きますので、お客様のタイミングで見ていただけます。
メッセージ配信はどれくらいの頻度で行っていますか?
週に何度も送信されているなら、見直してみましょう。
配信が多いと
「店舗からのメッセージが多過ぎる」
と、思われるかもしれません。
うっとうしいと感じられると、ブロックされる可能性が高くなります。
配信は週に1回程度のペースがおすすめとされています。
ブロックが続く場合は、配信頻度を下げてみてはいかがでしょうか?
セグメント配信=条件で絞り込んだお客様にだけ配信する方法
です。
常に、興味・関心のあるメッセージが届くようなら、不要と感じる方も少なくなります。
しかし、友だち登録をして下さったお客様全てが、同じ興味・関心を持っているわけではありません。
対象を絞り込む事で、興味・関心がある方に向けたメッセージ配信が出来るようになります。
LINE公式アカウントのメッセージ配信では、「属性で絞り込む」という項目があり、
・友だち期間
・性別
・年齢
・OS
・地域
の5項目で絞り込むことが可能です。(2022年8月時点)
セグメント配信の例として、
美容室で「ネイルのキャンペーン」を行う場合、
配信対象を「性別:女性」で絞り込みます。
ネイルをされる方は女性が多く、
興味・関心があるメッセージ配信となるからです。
また、一般的に「ネイルに興味を持っている男性は少ない」と判断し、
メッセージを配信しない事により、
興味のないメッセージを配信しない=ブロックされる機会を減らす
事ができます。
もう一つの利点として、メッセージ配信数の節約にもつながります。
毎回全員に配信を行っていると、すぐ配信数の上限を超えてしまうことがあります。
セグメント配信を有効に使う事で、無駄な配信を削減できます。
※性別の設定は利用者が行うため、完全に分類できる分けではありません。
ブロックの原因と対策について紹介してきましたが、実はまだまだ不十分です。
それはLINE公式アカウントの機能だけでは、よりパーソナルな配信が出来ないからです。
「属性で絞り込む」機能はありますが、あくまで一般的な「属性」であり、
個人レベルの詳細な絞り込みまでは出来ないからです。
美容サロン専用POSシステム「サロンアンサー」と
「LINEミニアプリ」のオプションを使えば、この問題を解決できます。
サロンアンサーには「顧客管理」「電子カルテ」の機能があり、お客様の施術履歴が保存されています。
この情報を元に、より精度の高い絞り込みが可能です。
例えば
・来店数1回
・トリートメントをした人
で検索を行い、ヒットした人にだけ「トリートメントキャンペーン」を配信をすれば、
高確率で2回目の来店に繋がるかもしれません!
来店が1度きりのお客様へのアプローチで、2回、3回と来店していただくようにリピーター促進を行う。
将来的にVIP客になっていただくフローの構築が出来上がります。
新規集客コストと比較すると、リピーターになっていただいたほうが圧倒的に集客コストが低く済みます。
せっかく来店いただいた新規のお客様を大事にし、何度も通っていただく仕組みづくりができれば、
店舗の利益確保にもつながる重要な仕組みになるはずです。
もちろん!常連さんを絞り込む事もできます。
「美容サロン専用POSシステム サロンアンサー」と「LINEミニアプリ」を紹介させていただききましたが、
便利な機能をもう少しだけ紹介させてください。
LINEミニアプリを活用する事により、お客様だけでなくスタッフさんも楽になり、業務改善が可能です。
●ショップカードをLINEアプリ内に表示
お店の専用アプリなどの案内が大変ではありませんか?
LINEミニアプリでは
多くの方がすでに利用しているLINEアプリに設定しますので、専用アプリの設定案内やインストールを待つ必要がありません。
専用のQRコードを読み込んでいただき、2~3分で設定完了です。
スタッフ様の、アプリのインストール・設定説明の時間を短縮
●予約のお客様に、LINEにリマインドメッセージを配信
リマインドメッセージとは、自動配信メッセージのことです。
例えば予約の3日前に「ご来店お待ちしております」といったメッセージを送ることで、
「予約を取っていたことを忘れていた」などのドタキャン防止につながります。
スタッフ様の、予約確認お連絡の手間を削減
●レシートをLINEのメッセージでお届け
お会計完了後、お客様のLINEにレシートが届きます。
面倒な受け渡しもなく、レジ業務がスムーズに。
レシートペーパーの節約にもなります。
●キャッシュレス決済にも対応!
現金でのやり取りがないので、レジ業務の時間が削減されます。
お釣りの間違いや、レジ締めの負担を軽減できます。
興味を持たれた方は是非ご相談ください。
店舗の運用に合わせた利用方法をご提案致します。
実際に、弊社製品の理美容専門POSシステム「サロンアンサー」で「LINEミニアプリ」を導入し、公式LINEアカウントのブロック率を下げることに成功した事例をご紹介します。
大阪で9店舗を展開する美容室チェーンMASHU(マッシュ)様は、2022年2月よりLINEミニアプリを導入することで、ブロック率を低く抑えつつ、自力集客や商品購買単価、再来店率などを大幅に向上させることに成功しました。
MASHU様がブロック率を下げるために重要と考えているのは、LINE公式アカウントから送るメッセージの内容やタイミングです。
MASHU様では、メッセージ配信に以下のような工夫をしています。
これらのメッセージは、お客さまにとって必要で興味のあるものだけを選んで送っています。また、メッセージのトーンや表現も、店舗での会話と同じように親しみやすく丁寧にしています。
引用元:LINE for Business|リピート率9割!自力集客5倍!大阪の美容室チェーンMASHUのLINEミニアプリ活用とDX 株式会社MASHU
MASHU様はメッセージの内容やタイミングで工夫しブロック率を下げた結果、以下のような目覚ましい成果を上げています。
MASHU様の事例から学べることは、LINEミニアプリを導入するだけではなく、LINE公式アカウントから送るメッセージをパーソナライズすることが重要だということです。お客様にとって必要で興味のある情報をタイムリーに送ることで、ブロック率を下げて信頼関係を築くことができるといった事例のご紹介でした。
LINEのメッセージをブロックされるには理由があります。
運用を見直して、ブロック率を減らしていきましょう。
運用のポイントをおさらい
・「あいさつメッセージ」の作り込み
・適切な配信数
・配信対象の絞り込み
です。
メッセージを受け取る相手に配慮して、
必要な人に、必要な情報が届くように運用することが大切です。
弊社の理美容専門POSシステム「サロンアンサー」に「LINEミニアプリ」を導入し活用することで、ブロック率を下げることに成功した事例をご紹介しました。
ブロック率を下げると以上のような成果にも繋がります。
あなたの運用する公式LINEアカウントのブロック率が高く悩んでいるのであれば、ご活用してみてはいかがでしょうか。
LINE公式アカウントを上手に活用して、集客の最大化を目指しましょう。