美容専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
業界歴25年、シリーズ累計8,000店舗の導入実績を支えてきた営業マンの視点で、
美容室・アイラッシュサロン・ネイルサロン・エステサロンなどに向けてお役立ち情報を発信中!
ネイルサロンを経営する際、利益率管理が必要になります。
競争の激しい美容業界で安定した経営を続けていくため、どうやって利益率をキープ・アップさせていくか?常に頭を悩ませているオーナー様も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では
について詳しく解説していきます。
ネイルサロンの経営にお悩みの方は是非参考になさってください。
ネイルサロンの平均利益率は、一般的に20~30%程度です。
一般的な店舗ビジネスにおける利益率と比較しても、非常に高い利益率といえます。
ネイルサロンが比較的高い利益率を実現できるのは、比較的低い投資コストであるといわれています。
しかし、この利益率20~30%をより深く理解するためには、
が重要です。
以下では、これらの視点からネイルサロンの平均利益率について詳しく解説していきます。
利益率は、売上高に対する利益の割合で計算できます。
利益率(%)= (利益 ÷ 売上高)× 100
たとえば、月の売上が100万円で、利益が25万円の場合は、
(250,000 ÷ 1,000,000)× 100 = 25%
となり、利益率は25%です。
TKCグループから報告されているBAST要約版(510業種14分析項目)によると、美容業の利益率は4.9%で、ネイルサロンの平均よりもかなり低いことがわかります。
美容業全体には、
など、設備投資や人件費の高い業態が含まれています。
そのため、全体の利益率が低くなっています。
一方ネイルサロンは、比較的低コストで高付加価値のサービスの提供が可能です。
高い利益率を実現しやすい傾向があります。
ネイルサロンの利益率を高めるには、支出の見直しをしましょう。
ただし、単純なコスト削減ではなく、サービスの質を維持しながら行う効率的な経費管理が重要です。
以下では、ネイルサロン経営において重要な3つの費用項目である、
について解説します。
これらの方策を組み合わせることで、長期的な利益率の向上が可能です。
ネイル用品にかかる費用を見直すことで、利益率を高められます。
ネイル用品は、ネイルサロン経営における主要な経費の1つです。
などの方法で、購入方法や購入先を変えたり、メーカーや種類を検討したりすることが効果的です。
ただし、品質やサービスが低下しないよう注意しながら、費用を見直しましょう。
ネイルサロンの利益率を高めるには、労働にかかる費用の見直しが重要です。
単純に人件費を削減するのではなく、業務の効率化を図ることで、同じ時間でより多くの価値を生み出せます。
などのシステムの導入やスタッフの育成は、長期的に利益率を高める上で効果的です。
積極的に取り入れることで、スタッフの満足度を維持しながら、サロン全体の生産性の向上が可能になります。
ネイルサロンの利益率を高めるために、広告宣伝費用を見直すことで、コストを抑えながら集客力を維持・向上させられます。
広告宣伝にかかる費用の見直しについては以下があげられます。
美容ポータルサイトは新規客の集客には大変効果的ですが、掲載料や手数料などの費用が利用した分だけ掛かってきます。
既存客に向けた予約流入口を用意するなど、ポータルサイトに頼り切らない施策が重要です。
SNSでの情報配信は、無料で出来る上に若年層や美容に意識の高い方の利用者数が多い事から、是非活用したい集客手段です。魅力的な写真やハッシュタグを工夫するなどで、高い宣伝効果が期待できます。
公式ホームページを開設した際は必ずGoogleビジネスプロフィールに紐づけを行いましょう。
Googleビジネスプロフィールで管理者登録を行う事で、
といったように、新規でお店を検索された方に信頼性の高い情報を発信する事ができます。
ネイルサロンの利益率を上げるためには、支出の見直しだけでなく、売上の向上も重要です。
ここでは、売上を向上させるための3つの方法について解説していきます。
これらの施策を適切に組み合わせることで、サロンの利益率を高められます。
ネイルサロンの売上向上させるには、単価の見直しましょう。
単純な値上げではなく、サービスの質の向上や付加価値の提供とあわせて行うことが重要です。
具体的には、
などの方法が効果的です。
また、お客様の価値観や動向を十分に分析し、競合との差別化を図りながら価格設定を行いましょう。
立地が変わるだけでも、お客様1人あたりの単価は大きく異なります。
立地別1施設当たり客1人平均料金をみると「工場・オフィス街」が6,632円と最も高く、次いで「複合施設」が6,214円、「その他」が6,159円となっている。
引用元:厚生労働省「美容業 結果の概要」
ただし、急激な単価の見直しは顧客離れを招く可能性もあるため、慎重に進める必要があります。
ネイルサロンの売上を向上させるには、新規顧客を獲得にも力を入れる必要があるでしょう。
新規顧客の獲得には、複数の集客方法の組み合わせが効果的です。
以下のような施策によって、ネイルサロンの情報がお客様の目に留まりやすくなります。
ネイルサロンを探す際、条件検索が出来る事などから美容ポータルサイトを利用される方は多い事為、新規顧客の獲得には美容ポータルサイトへの掲載は大変効果的です。
SNSではお店のコンセプトや施術例を視覚的に伝えられる事から、潜在的な宣伝効果が期待できます。
また、昔ながらの「ご紹介特典」の手法も大変効果的です。
「初めてのサロンでも既に知人が通っているお店なら安心」という心理がありますし、紹介した側・された側両方にお得な特典があれば、既存客の方も積極的にご紹介いただけます。
ネイルサロンの売上を向上させるには、リピート率を向上させましょう。
新規のお客様の再来店いただき、常連客となっていただければ、安定した売上に繋がります。
リピート率を向上させるには、お客様との関係性を構築しましょう。
有効な方法として、LINE公式アカウントの活用がおすすめです。
LINE公式アカウントには
といった特徴があり、お客様とコミュニケーションを取りやすいため、多くのネイルサロンが利用しています。
参照:LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの特徴」
また、美容専用のPOSシステムと連携させる事で、
など、更にメリットを大きくすることも可能です。
ネイルサロンの利益率を向上させるためには、支出の見直しと売上向上の施策が重要です。
この記事では、ネイルサロンの平均利益率が20〜30%であることを踏まえ、その利益率を効果的に高める方法について解説してきました。
支出の見直しとして、
売上向上の施策として、
これらの戦略を適切に組み合わせることで、サロンの収益性を大きく改善できます。
紹介した方法を実践するにあたり、業務効率の改善とお客様との関係構築が重要なカギです。
そこで、美容専門POSシステム「サロンアンサー」の活用をおすすめします。
サロンアンサーを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
「サロンアンサー」を活用することで、利益率向上の戦略をより効果的に実践できます。
あなたのネイルサロン経営のツールとして是非ご検討ください。