美容専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
業界歴25年、シリーズ累計8,000店舗の導入実績を支えてきた営業マンの視点で、
美容室・アイラッシュサロン・ネイルサロン・エステサロンなどに向けてお役立ち情報を発信中!
美容室を開業するには、さまざまな準備が必要です。
その中でも重要な事項として、運営に必要なものの選定があります。
設備、備品、消耗品など…
何を基準に選定したら良いか揃えればいいのか迷ってしまうオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、美容室開業に必要なものを7つのカテゴリーに分けてリストアップしました。
さらに、それらを選ぶ際に意識したいポイントも5つ紹介します。
開業に必要なものを把握し、適切に選ぶための参考にしましょう!
美容室開業に必要な物品は、施術台などの大きな物から、衛生用品などの細かい物まで多数あります。
詳細な構想が不十分だと、開業後のトラブルにつながります。
ここでは、開業に向けて優先的に揃えるべきアイテムを7つのカテゴリーに分けてリストアップしました。
それぞれの選ぶポイントを簡単にご紹介いたします。
美容室開業に必要なものリストの1つ目は、施術用什器です。
美容室の中核をなす設備であり、お客様に快適に施術を受けてもらうために慎重な選定が必要となります。
施術用什器は、お客様に直接触れる設備なので、安全性と清潔性が何より重要です。
お客様が疲れにく、美容師が施術しやすいものを選定しましょう。
などが施術用什器に含まれます。
たとえばシャンプー台は、お客様の首や腰に負担がかからないよう、高さや角度を調整できるものが適しています。
カット椅子は、お客様が長時間座っても疲れにくいよう、クッション性と安定性に優れたものを選びましょう。
美容室開業に必要なものリストの2つ目は、デジタル機器です。
現代の美容室経営において、デジタル機器は業務効率の向上や顧客満足度の向上に欠かせない存在です。
デジタル機器の導入によって、予約管理や会計処理などの作業を自動化し、業務の効率化を図れます。
などが必要なデジタル機器としてあげられます。
美容専用POSシステムは、ただ会計をする為のレジスターではなく、顧客管理や売上管理、さらには販促に関わるメッセージ管理など、美容室経営に特化した機能を備えています。
また、カード決済端末の導入によって、会計処理の時間を短縮し、お客様の待ち時間を減らせます。
タブレット端末は、待ち時間にアンケートを記入して頂いたり、施術前のカウンセリングでお客様の要望を視覚的に共有しながら、最適なヘアスタイルの提案などが可能です。
導入コストや操作性、サポート面なども考慮し、自身のサロンの業務効率化に最適なものの選定が重要です。
美容室開業に必要なものリストの3つ目は、美容器具です。
美容器具は、美容師の技術を最大限に発揮するために必要なアイテムです。
お客様のヘアスタイルの仕上がりに大きく影響します。
また、美容師にとっても使いやすく、疲れにくいものを選ぶ必要があります。
などが美容器具に含まれます。
たとえばシザーは、自身の手のサイズに合い、良く手に馴染むものを選ぶことで、精度の高い作業が可能になります。
ブラシやコームは、アイロンなどは、施術内容に合わせて必要なものを選びましょう。
美容室開業に必要なものリストの4つ目は、美容材料(施術消耗品)です。
美容材料(施術消耗品)は、お客様の髪の健康を維持し、美しいヘアスタイルを作るために欠かせないアイテムです。
適切な製品の使用が、お客様の満足度やリピート率の向上につながります。
などが美容材料(施術消耗品)に含まれ、お店のコンセプトや客層に合わせた選択が必要となります。
例えば、カラー剤を選定する際、
若年層をターゲットとしたお店ならば、ハイライトや鮮やかなカラーなど豊富なバリエーションが必要となるでしょう。
逆に高齢層が多いエリアならば白髪染めに特化した商品を選定するかと思います。
その他、お客様のお悩みを解決できるシャンプーやトリートメントなど、お客様一人ひとりに合わせた商品選びが求められます。
美容室開業に必要なものリストの5つ目は、衛生用品です。
美容室における衛生管理は、お客様と従業員の健康を守る上で重要になります。
清潔な環境の維持は、お客様に安心して施術を受けてもらうための基本条件です。
また、従業員の健康を守ることは、美容室経営を継続する上でも欠かせません。
などが衛生用品に含まれます。
使用した美容器具は、毎回消毒液で洗浄し、消毒器具で滅菌処理を行わなければいけません。
タオルについては、クリーニングサービスも含めた専門のレンタルサービスの利用を検討してみるのもいいでしょう。
スタッフの業務効率化と衛生管理を両立できる為、多くの美容室が利用しています。
美容室開業に必要なものリストの6つ目は、インテリア・小物です。
美容室の内装や装飾は、お客様の印象を大きく左右します。
お客様に快適で居心地の良い空間を提供するだけでなく、店舗のコンセプトを視覚的に表現する役割も果たします。
などがインテリア・小物に含まれます。
インテリア・小物は美容室の印象を決定づける重要なアイテムです。
美容室開業に必要なものリストの7つ目は、事務用品です。
事務用品は、予約管理や会計処理・在庫管理など、美容室運営に関わる事務作業を円滑に行うために必要です。
などが事務用品に含まれます。
ただし、美容専用POSシステムを活用すれば、多くの事務作業をデジタル化・ペーパレス化できます。
予約帳や顧客カルテはPOSシステムの導入にペーパーレス化と、人為的ミスの防止に繋がりますし、
会計処理は、キャッシュレス決済やポイントカードのアプリ化によって、お客様にとっても利便性が高くなります。
美容専用POSシステムを活用することで、必要な事務用品を最小限に抑えられます。
美容室開業に必要なものを揃えるとき、必要なアイテムをリストアップしたら、品質や価格、デザインなどのさまざまな観点から最適なものを選びましょう。
ここでは、美容室開業に必要なものを選ぶ際に意識したい5つのポイントを紹介します。
これらを踏まえて、最適なアイテムを選定しましょう。
美容室を開業するときは、コンセプトに合った選定が重要です。
美容室のコンセプトは、
などを決定づける要素です。
コンセプトやターゲット層に合わないアイテムを選んでしまうと、お店の印象が統一されず、お客様のニーズに合わないという事になり、大きなロスを生んでしまいます。
ナチュラルでオーガニックなコンセプトなら、化学物質を含まない自然派のヘアケア用品。
高級感のあるモダンなコンセプトなら、デザイン性の高い什器やインテリア。
といった選定を、必要なものごとにしましょう。
美容室を開業するとき、予算とのバランスを考えて必要なものを選びましょう。
開業資金には限りがあります。
予算を超えた買い物をしてしまうと、開業後の資金繰りが苦しくなります。
反対に安価な製品で揃えてしまうと、品質や耐久性に問題が生じ、結果的に高くつく可能性も。
たとえば、シャンプー台は美容室の中でもとくに重要な設備の1つです。
高品質のシャンプー台は、耐久性に優れ長く使えるため、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
一方、安価なシャンプー台は快適性が損なわれるだけでなく、故障しやすく修理費用がかさむ場合があります。
美容室を開業するときに必要なものは、機能性と耐久性を考えて選びましょう。
美容室で使用する設備や器具は、日々の業務で頻繁に使用されるものです。
機能性が低いアイテムを選んでしまうと、
につながります。
また、耐久性の低いアイテムは、頻繁に修理や交換が必要になりコストがかさむ原因にもなります。
美容室を開業するとき、お客様の快適性を考えて必要なものを選びましょう。
お客様が長時間滞在する空間であり、快適性が満足度に直結します。
快適性が損なわれるとリラックスして施術を受けられず、満足度が下がってしまいます。
また、リピート率の低下にもつながりかねません。
たとえばシャンプー台は、お客様が頭を預ける場所です。
首や肩に負担がかからない形状や、温度調節機能を備えたシャンプー台を選びましょう。
ここまで、オーナーが自分でアイテムを選定する場合の選び方をご紹介してきましたが、専門知識・経験を持った美容ディーラーに相談するのも選択肢のひとつです。
最新・トレンドの美容商材の紹介・卸売だけでなく、美容室経営のアドバイスやコンサルティングを担う業者もあるので、初めての美容室開業の際は心強いパートナーとなってくれるでしょう。
ここで美容室経営の心強いパートナーとなってくれる美容ディーラーを選ぶ際のポイントを簡単にご紹介します。
1.取り扱い商品が自店とマッチしているか
美容室にはそれぞれ、得意とする施術やコンセプト、ターゲット層があるかと思います。
オーガニックに特化した美容材料や、髪質改善に特化した美容機器など、自店に合った商品を取り扱っているディーラーを選択する事で、今後の提案の際も的確なものとなってくるでしょう。
2.安定した商品出荷ができているか
美容商材の買い付けの為に契約するならば、納期は非常に重要な確認項目となります。
特に重要なのは「安定した商品の出荷ができるか」です。
多くのサロンが店販商品・美容材料の在庫はなるべく少なくしたいもの。
ですが、商品がなかなか入荷しないとなってしまっては、早めに注文をしなければならなくなり、その分在庫も余裕を持っておく必要が出てきてしまいます。
お客様のニーズに応え、在庫が経営上の負荷とならない為にも「安定した商品出荷」は特に注意して見ておきましょう。
3.物理的、心理的な距離が近いこと
取扱い商品についての気軽に質問できるのは勿論のこと、
美容ディーラーは美容商材の卸売だけでなく、美容室経営のアドバイスもできるコンサルティング業務を担う業者もあります。
ですが、担当支店が遠方の場合、定期的な訪問や緊急時の対応が期待出来ないというケースがあります。
また、普段注文時以外のやり取りがなく、関係構築が難しいといった場合は、情報収集や相談も難しくなってしまいます。
定期的な訪問や勉強会といった、サロンとの密な関係構築を重視しているかどうかも、ディーラーを選択する上で、重要なことと言えるでしょう。
美容室開業に向けて、必要なものを選ぶときはまず、
といった項目で細かいリストアップを行います。
さらに、それらを選定する上で
といった5つのポイントを押さえる事で、無駄なく適切な設備や備品の準備ができるかと思います。
また、「デジタル機器」の項目でご紹介したPOSシステムの導入には、是非、美容専用POSシステム「サロンアンサー」をご検討ください。
美容専用POSシステムの活用によって、
などの業務を自動化し、従業員の作業負担を大幅に軽減できます。
必要なものを適切に選定し効率的な運営体制を整えて、理想の美容室を実現しましょう。