理美容専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
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美容室を開業したいけど自己資金がなくて悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
一般的に美容室を開業するには、1,000万〜1,500万円の資金が必要です。
自己資金がなければ、融資や出資などの方法を探さなければなりませんが、簡単に受けられるとは限らないでしょう。
そこでこの記事では、
について解説していきます。
また、開業後の新規集客〜リピート率向上をサポートしてくれる理美容専門POSシステム「サロンアンサー」についてもあわせてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
例外を除き、自己資金ゼロでの美容室開業は難しいです。
資金の調達方法はさまざまですが、まずは自己資金を集めることから始めましょう。
規模によりますが、一般的に美容室を開業するためには、1,000万〜1,500万円の資金が必要です。
実際に日本政策金融公庫総合研究所の「2022年度新規開業実態調査」から、以下のような調査結果が発表されています。
約200万円ほど余裕を持って資金を調達していることがわかります。
美容室の開業資金の調達方法は主に以下の4つがあげられます。
ここからは順番にそれぞれの資金調達方法について解説していきます。
開業時の資金調達額で、多くの割合を占めるのが自己資金です。
日本政策金融公庫総合研究所の「2022年度新規開業実態調査」によると、開業時の資金調達額の内、自己資金の平均は271万円で全体の21.3%を占めています。
以下で紹介する融資の次に多い資金調達として利用される方法です。
現在、自己資金がゼロの状態なら少しでも多く調達しておきましょう。
開業時の資金調達額で、最も多くの割合を占めるのが融資です。
融資とは、以下のような金融機関や公的機関からお金を借りることです。
日本政策金融公庫総合研究所の「2022年度新規開業実態調査」によると、開業時の資金調達額の内、融資の平均は882万円で全体の69.2%を占めています。
このような場合は、協調融資という手段も有効とされています。
協調融資とは、複数の金融機関や公的機関から資金を調達する方法です。
最近では、出資で開業資金を調達する美容室も増えています。
出資とは投資の一種で、将来的な利益が期待され資金を援助してもらうことです。
このような美容師であれば、開業前から出資者を獲得できる場合があります。
のような方なら、出資も自己資金や融資に並ぶ資金調達方法の1つになるでしょう。
補助金も美容室の資金調達に役立ちます。
補助金は、国や自治体の政策目標(目指す姿)に合わせて、さまざまな分野で募集されており、事業者の取り組みをサポートするために資金の一部を給付するというものです。
引用元:経済産業省中小企業庁
融資とは異なりお金を返済する必要はなく、審査に通れば受け取ることが可能です。
一般的に補助金は、なんらかの設備投資に対してその一部が補助されるケースが多いです。
美容室の開業で利用される補助金は小規模事業者持続化補助金などがあげられます。
ただし、開業後すぐに小規模事業者持続化補助金を申請するには綿密な準備が必須です。
なぜなら、今後どのように利益を改善できるかを実績で示せる期間が短いためです。
美容室の場合、お客様来店時にアンケートやヒアリングを実施し、その結果を客観的な根拠として事業計画を作るなどの工夫が必要となります。
(参照:小規模事業者持続化補助金「小規模事業者持続化補助金など」)
美容室の開業資金は多いほど良いと思うかもしれません。
しかし、開業資金を抑えることも大切です。
美容室開業にかかる費用の内訳から削減できることはないか探してみましょう。
とくに以下の3つは、工夫することでかかる費用を大きく抑えられます。
物件取得費用は開業にかかる費用の多くを占めます。
抑えられれば、必要になる開業資金を大幅に減らせるでしょう。
【規模に見合った物件を選ぶ】
一人経営(マンツーマン)サロンか、複数人のスタイリストのサロンか等にもよりますが、持て余してしまう面積の物件を選んでしまうとその分工事費などが高くなってしまいます。
面積が小さいと、
といった費用も大規模な物件と比べて抑えやすくなります。
【立地は資金とのバランスをよく考慮する】
開業後の集客の事を考えると、
人が集まりやすい中心街やベッドタウン、
交通の便が良い駅近物件などが好立地と言えます。
しかし、当然ながらそういった立地では物件費用(またはテナント料)が高額になってしまいます。
そういった立地を避け、費用の安い地域を選択した場合でも、
自身の店舗のターゲット層が来店しやすければ問題はありません。
その際は駐車スペースの確保、アクセス方法の調査を十分行い、お客様が来店しやすいよう配慮しましょう。
【自宅での開業】
こちらは立地や住んでいる物件の構造など、条件が限られてしまいますが、
自宅で開業できる場合、物件取得費用がかかりません。
内装・外装工事費用はかかりますが、大幅に必要な開業資金を抑えられます。
【居抜き物件】
居抜き物件とは、前のテナントが美容室として営業していた場合、内装や設備をそのまま引き継ぐことのできる物件のことです。
などの条件が自身の店舗に合っていれば、時間と資金を大幅に抑えられます。
開業にかかる設備・備品費を工夫することも資金を抑えるのに有効です。
【居抜き物件】
先程の物件費用でも触れた居抜き物件では、設備の状態にもよりますが、そのまま利用できる設備や少しの改修で利用できるものもあります。
自店のこだわり条件を元によく吟味すれば設備費用を抑える事ができます。
【中古品・型落ちを購入】
中古品や型落ちの設備は、新品よりも安く購入できます。
機能的にはまったく問題ないものも多いので、条件に合っていれば検討しましょう。
【レンタル】
レンタルすることで購入と比べて安く設備を導入できます。
少しでも必要になる資金を抑えたい開業時には有効です。
美容室を開業し収益を上げるためには集客活動が必要です。
そのためには、広告宣伝費がかかりますが、工夫することで最小限に抑えることが可能です。
【手数料のかからない予約方法】
大手の予約サイトは広告宣伝効果が高い一方で、
手数料が掛かることも多いです。
LINEやSNS配信、自社アプリなどを活用することで、手数料をかけずに集客できるようになります。
【リピート率向上に配慮する】
新規集客には大手予約サイトなどの広告宣伝費が掛かってしまいがちです。
ですので、リピート(再来店)率が向上すれば、その分集客にかかる費用を抑えることができます。
などによってお客様との関係構築をすると、開業後に必要な資金を抑えることに繋がります。
開業時は新規集客に目を向けがちですが、その後につながるリピート率の向上の為の施策も忘れずに行いましょう
開業資金だけで美容室を運営していくわけではありません。
開業したら一人でも多くのお客様に来店いただき、利益を上げていかなければなりません。
そこで、効率的に美容室を運営し、満足度の高い美容室をつくるためにPOSシステム「サロンアンサー」の導入がおすすめです。
などの魅力があり、全国の7,000店を超える美容室で導入されています。
「サロンアンサー」は業界クラウドPOS最多数の集計・分析表を標準搭載しています。
中でも、美容室の最重要指標とも言えるリピート率分析がボタン1つで簡単に操作できます。
それぞれの項目ごとにリピート率が算出できるだけでなく、分析結果を掛け合わせたターゲットリストが作成されます。
うまく活用することで、美容室の弱みと強みをいち早く知れるでしょう。
LINEミニアプリを作成しLINE公式アカウントと連携することで「サロンアンサー」を最大限活用できるようになります。
などの機能が使えるだけでなく、業界としては初のPOSと連動したLINEのメッセージ配信が可能です。
上記した分析結果を掛け合わせたターゲットリストをもとに、対象となったお客様のみへアプローチができます。
お客様との関係性が強化されリピート率向上につながるだけでなく、業務の効率化も期待できます。
美容室を開業するには1,000万〜1,500万円の資金が必要とお伝えしましたが、工夫をすることで最低限に抑えることも可能です。
実際に、日本政策金融公庫総合研究所の「2022年度新規開業実態調査」によると、開業費用が250万円未満の割合は年々増加の傾向にあります。
美容室開業の大きなポイントとなるのは、合わせて開業資金の9割以上を占める自己資金と融資です。
それぞれの項目がどれぐらい準備できるかで、開業できるかどうかが変わります。
より開業後に効率的な美容室運営をしたい方は理美容専門POSシステム「サロンアンサー」がおすすめです。
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