美容専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
業界歴25年、シリーズ累計8,000店舗の導入実績を支えてきた営業マンの視点で、
美容室・アイラッシュサロン・ネイルサロン・エステサロンなどに向けてお役立ち情報を発信中!
美容室を経営・運営している方の多くを悩ませるのが「生産性」です。
■生産性とは…?
業種によって「生産性」の算出は異なります。
美容業における生産性とは総売上をスタッフ数で割った際の売上として算出されることが多いです。
「生産性の向上に取り組むも、うまく行かない」
「本当に成果が出ているのか?」
という方も多いのではないでしょうか。
しかし中には、生産性向上に成功し、売上・利益を伸ばしている美容室も存在します。
そのような美容室にはある共通点がありました。
そこで、この記事では美容室の
について、お伝えしていきます。
美容室経営に悩みを抱えている方は、成功している美容室を参考に実践してみましょう!
そもそも生産性とは、より少ない投入量で多くの産出量を生み出す際の効率の程度を指します。
冒頭で申し上げたように、美容室においては「生産性=売上÷スタッフ数」で計算されます。
つまり、1人当たりの売上を増やすことで、生産性の向上につながるのです。
では、美容室の生産性向上のためにはどのような施策を打てば良いのでしょうか?
生産性向上のために、まず取り組むべきことは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
スタッフ1人当たりの売上を増やすことは生産性向上に繋がります。
美容室全体における売上は、
「客単価を上げる」か「顧客数を増やす」のどちらかです。
このうち、スタッフ1人当たりの売上を上げるためには、顧客数ではなく
客単価を上げることが一番の近道になります。
なぜなら、新規顧客の獲得は、スタッフ1人の努力では改善が難しく、お店全体で取り組むべき課題だからです。
あくまで「スタッフ1人当たりの売上」に焦点を当てるのであれば、
すでに担当しているお客様にセルアップ(+αのサービス・商品購入)を促すといったことを意識しましょう。
そのためには、スタッフに対しセルアップの意識を向上させる必要があります。
といったように、お客様に合ったご提案をスタッフ教育を行う事で、お店全体の生産性の向上を目指します。
ここでいう「ムダ」とは、スタッフの時間的なムダを指します。
たとえば、
などを通してスタッフ1人ひとりが「何もしていない時間」を徹底的に減らすことが重要です。
美容室経営をしている方は、一度現場の作業を棚卸してみましょう。
「うちの美容室は大丈夫」と思っていても、実は隠れた「ムダ」があるかもしれませんよ。
ここで美容室の生産性を向上するための4ステップをご紹介します。
前項の「取り組むべきこと」で取り上げた課題の解決も踏まえ、順番に解説いたします。
まずは、美容室の課題を明確にしましょう。
現状を知ることで、目標が立てやすくなります。
ここでいう課題は、売上の取りこぼしとスタッフ稼働時間のムダの2軸です。
「売上の取りこぼし」とは、既存顧客に対して適切な商品をセルアップできていないことを指します。
カットのみのお客様がいれば、パーマやカラーの提案ができているか、シャンプー・トリートメント・スタイリング剤など、店販商品の販促はできているかを考えましょう。
また、「ムダ」を見極めるためには、スタッフの1日の業務スケジュールを現場の声から整理していきましょう。
「何もしていない時間」が本当にないのかを突き詰めて考えてみることが重要です。
美容室の課題を明確にしたら、生産性向上のための目標を立てましょう。
目標を立てることで、現状との差が明確になります。
たとえば、売上に関する課題が顧客数の減少なら「来年1月までに今期の顧客数を対前年比20%増加させる」のように、具体的な目標を立てることが大切です。
数値として明確にすると、振り返りやすくなります。
目標を立てたら、現状との差を埋めるために、生産性向上への対策を考え実践しましょう。
目標を分解することで、対策が考えやすくなります。
たとえば「来年1月までに今期の顧客数を対前年比20%増加させる」のように、顧客数の増加目標なら、以下のように分解できます。
このように、対策は1つだけとは限りません。
複数の対策がある場合、取り組みやすさやかかる費用などから、優先順位を決めて実践しましょう。
考えた対策を進めるためには、ツールの導入も検討しましょう。
デジタル化が進む現代では、以下のようなツールの導入によって、美容室の抱える課題を効率的に解決できます。
たとえば「既存客のリピート増」の対策を行いたい場合、
のように、すべて手作業で集計・分析をしたり、お客様一人ひとりに手打ちでメッセージを書いたりする必要がなくなります。
生産性向上に役立つツールは、積極的に導入を検討しましょう。
美容室の生産性向上には、業界歴25年の弊社が開発した美容専門POSシステム「サロンアンサー」がおすすめです。
2023年10月末時点で、美容専門POSシリーズ最速の3,300店舗を突破しました。
以下のように、美容室の生産性向上に必要な機能を豊富に搭載しています。
また、クラウドに対応しているため、インターネット環境があればどこからでもお店の情報を確認できます。
iPadに専用アプリを入れることで簡単に操作を始められるので、設備投資やメンテナンス費用を最小限に抑えられるのも魅力です。
一元管理サービスとの連携で、お客様の予約情報が自動反映されます。
電話予約やGoogleでの予約にも対応しています。
空いた時間で本業の接客に集中できるので、コスト削減だけでなく売上増加も期待できます。
サロンアンサーはオプション機能としてLINE公式アカウントとの連携が可能です。
顧客情報を集計・分析した情報をもとに、お客様ごとにピンポイントにアプローチできます。
などの自動メッセージ配信で、スタッフの手間をかけずにお客様との関係構築も可能です。
関係構築は、カット以外の施術メニュー提案や高頻度の再来店に効果的です。
売上増加とコスト削減の両方にアプローチして、生産性を向上したいオーナー様は「サロンアンサー」を導入してみましょう!
この記事では、美容室の生産性について詳しく解説してきました。
生産性向上には
の両方へのアプローチが必要です。
以下の4ステップを行うことで、効率的な生産性向上が期待できます。
オーナー様は、少子高齢化や消費者行動の変化、物価上昇などの影響で、多くの課題を抱えています。
今回お伝えした方法で、課題への対策を考え、美容室の生産性向上に取り組みましょう。