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コラム
美容室のキャッシュレス決済導入。やり方とメリット＆デメリット
美容専用POSシステム「サロンアンサー」の開発・販売を行っているエクシードシステム株式会社が、
業界歴25年、シリーズ累計7,000店舗の導入実績を支えてきた営業マンの視点で、
美容室・アイラッシュサロン・ネイルサロン・エステサロンなどに向けてお役立ち情報を発信中！
クレジットカードやスマホをかざすだけで決済可能なキャッシュレス決済。
ポイントが貯まるなどのメリットもあり、お客様にとって便利な方法です。
昨今では「美容室やアイラッシュサロン、ネイルサロンでも利用したい」というお客様も増えているでしょう。
逆に言えば、これからの美容室はキャッシュレス決済に対応しないと、失客につながるリスクが増えているのです。
とはいえ、
「美容サロンにキャッシュレス決済ってどうやって導入したらいいの？」
「キャッシュレス決済のやり方やコストはどれぐらい？」
など気になることが多いですよね。
そこで今回は、
■美容室におすすめのキャッシュレス決済の種類
■美容室にキャッシュレス決済を導入するメリット・デメリット
■美容室のキャッシュレス決済導入で注意すべきポイント
■美容室でのキャッシュレス決済のやり方と費用
などをご紹介します。
「自店にキャッシュレス決済を導入したい」
「お客様の利便性を高めたい」
「会計フローをスマートにしたい」
と考えている美容室オーナー様は必見です。
美容室のキャッシュレス決済の比率は？「使えないと不便」と感じる人が約30％
（株）リクルートの調査によると、
- 美容サロンにおけるキャッシュレス利用率は約40％
- 「美容室でキャッシュレス決済ができず、不便に感じたことがある」と答えた人は約30％
- 「キャッシュレス決済だと、物販購入・メニュー追加がしやすくなる」と答えた人は約40％
というデータがあります。
（出典元：（株）リクルート「美容サロンでのキャッシュレス決済に関する意識調査」）
美容サロンで「キャッシュレス決済が使えないと不便」と感じる人が存在し、
「キャッシュレス決済が使えると、もっと購入・施術追加がしやすい」という人が約40％もいるんですね。
キャッシュレス決済導入は、お客様の利便性だけでなく、美容室経営にとってもプラスの要素が大きいと言えます。
また、コロナ禍で非接触が求められたこともあり、国もキャッシュレス決済を促進しています。
経済産業省によると、キャッシュレス決済比率は年々増加しており、2022年は36.0％・決済額は初の100兆円を超えました。
出典元：経済産業省｜ニュースリリース「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」
経済産業省は、2025年までにキャッシュレス決済比率40％を目標に掲げています。
そのため、今後もキャッシュレス決済を使う人は、さらに増えていくでしょう。
美容室におすすめのキャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済にはさまざまな種類があります。
なかでも、美容室で使いやすいキャッシュレス決済の種類と注意点をご紹介します。
- クレジットカード決済
- アプリ決済（スマホ決済）
クレジットカード決済
キャッシュレス決済の定番といえば、クレジットカード。
現在、クレジットカード決済に対応していない美容サロンの方が珍しいかもしれません。
クレジットカード決済を導入する際は、
- 決済代行会社を利用する
- POSレジ連動できる決済端末を用意する
- 入金タイミングが遅いことに注意
の3つがポイントです。
1）決済代行会社を利用する
クレジットカードといっても、Visa、Mastercard、JCB、American Expressなどブランドはさまざま。
決済代行会社を利用すれば、一度に複数のカード会社と契約が結べるほか、各社バラバラの入金日も一本化できます。
2）POSレジ連動できる決済端末を用意する
クレジットカード決済の利用には、各カード会社に対応した専用の決済端末が必要です。
決済端末は、初期費用・月額費用などを払い、決済代行会社などから導入することができます。
決済端末の種類もさまざまですが、おすすめは、自店で使っているPOSレジとの連携機能がついたもの。
POSレジと連携することで、正確な売上管理や集計・分析ができます。
3）入金タイミングが遅いことに注意
クレジットカード決済で注意したいのは、売上は即時入るわけではなく、入金日が決まっていることです。
カード会社や決済代行会社にもよりますが、月に1～2回の入金日を設定できるのが一般的です。
アプリ決済（スマホ決済）
最近トレンドなのが、アプリ決済（スマホ決済）です。
スマホの決済アプリにクレジットカードを登録したり、電子マネーをチャージして利用するもので、具体的には
・SuicaやICOCAなどの交通系のカード
・〇〇Payのような電子マネー
などがあります。
コード決済であれば、お客様のスマホアプリ上に表示されるバーコードやQRコードを専用の決済端末で読みこめば決済できます。
サロンアンサーのLINEミニアプリオプションの場合は、お客様がLINEアプリでカード登録を行っていれば、読込機器など不要で決済が可能です。
アプリ決済の場合、
アプリに紐づけたクレジットカードなどで決済ができます。
導入する決済端末によって、対応しているアプリ・電子マネーの種類が違うため、なるべく多くのお客様が使っているアプリに対応している決済端末を選ぶことがポイントです。
アプリ決済の利点は、毎回クレジットカードを出して端末に通したり、暗証番号入力やサインといった手間がありません。
スマホひとつで決済できるので、お客様にとって便利かつトレンドの決済方法。
時代の変化に敏感な美容室では、ぜひ取り入れておきたい決済方法です。
美容室でキャッシュレス決済を導入するメリット
美容サロンにキャッシュレス決済を導入すると、美容サロンにもお客様にもメリットがあります。
【美容サロンのメリット】
- スタッフの負担軽減（会計作業など）
- 会計ミスの軽減
- 会計不正の防止
- レジ締めの時間短縮
【お客様のメリット】
- 手持ち現金が少なくても会計ができる
- 会計の時間短縮
- ポイント付与などの特典がある
上記のようなメリットはもちろん、お客様が手持ち現金を気にせずに会計できるということは、客単価アップという、嬉しいメリットにもつながるんです。
美容室でキャッシュレス決済を導入するデメリット
美容サロンにキャッシュレス決済を導入すると、デメリットがあるのはおもに美容室側です。
【美容サロンのデメリット】
- 専用端末などの導入コストがかかる
- 決済手数料がかかる
- 決済手段によって、入金タイミングがバラバラ
- 決済手段によっては、通信障害などにより決済ができない事態が発生する
キャッシュレス決済には、専用端末などの導入コストが必要です。
また決済利用のたびに、決済会社への手数料も発生します。
【決済手数料の例】
- クレジットカード：約3％
- 電子マネー：約2％
- QRコード：約3％
また現金と違い、お店に入金されるタイミングが、決済手段によってバラバラな点にも注意が必要です。
美容室のキャッシュレス決済導入のやり方とコスト｜美容専門POS「サロンアンサー」の事例
美容サロンにキャッシュレス決済を導入すると、実際にどのような運用フローになるのでしょうか。
また気になる実際のコストは？
そこで、弊社の理美容専門POS「サロンアンサー」を例に、
- 美容室のキャッシュレス決済のやり方
- 導入費用
をご紹介します。
美容専門POS「サロンアンサー」とは
サロンアンサーは、美容室やアイラッシュサロン、ネイルサロン専門のPOSレジシステムです。
- レジ機能
- 売上管理
- 予約管理
- 顧客管理
- 集計・分析機能
- 販促DM・メール配信機能
- スタッフ管理
- 在庫管理
など、美容室経営に欠かせないシステムが、PCやiPad1台から使えます。
キャッシュレス決済についても、
- クレジットカード、電子マネー、QRコードなど多数対応のSTORES決済連携
- LINEミニアプリ連携でLINEアプリで決済が可能
など、幅広い機能に対応しています。
サロンアンサーはPOSレジシステムなので、これらのキャッシュレス決済の売上データも、売上管理・顧客管理に一本化して反映できるのがポイントです。
サロンアンサーを使ったキャッシュレス決済のやり方
ここからは、サロンアンサーのWeb予約・LINEプランを使った、
- 予約受付
- 来店処理
- 施術
- 会計（キャッシュレス決済）
- 来店後のアフターフォロー
までの運用フローをご紹介します。
美容室にキャッシュレス決済を導入したときの、イメージがつきやすくなりますよ。
▼サロンアンサーのWeb予約・LINEプランについて詳しくはこちら
1）LINEで予約受付
お店のLINEミニアプリを通して、Web予約を受け付けます。
予約日が近くなると、お客様のLINEにリマインドメッセージを自動配信できるので、ドタキャン防止にも繋がります。
2）来店処理
お客様がご来店されたら、LINEでお店の会員証を表示していただき、POSシステム「サロンアンサー」で読み取ります。
LINE上の会員証×POSシステムの電子カルテのアカウントが紐づいているため、スムーズにご案内ができます。
3）施術
電子カルテを使用し、お客様に合わせた提案や施術をします。
サロンアンサーの電子カルテは、基本的な来店機能はもちろん、写真の自動取り込み・手書き・施術同意書などの機能にも対応しており、スムーズで満足度の高い接客を可能にします。
4）会計（キャッシュレス決済）
サロンアンサーの会計画面で、お客様と一緒に明細・金額を確認。
お客様はLINE上のお店の会員証画面から、キャッシュレス決済ができます。
LINEミニアプリの場合は、決済端末も不要で、電子レシートもLINE上で発行できます。
ペーパーレスによりECO・経費削減にもつながりますよ。
LINE以外での会計を希望のお客様には、
- 各種クレジットカード
- 電子マネー
に対応した決済端末「STORES」でキャッシュレス決済もできます。
コードレス端末なので、お客様の席で会計ができスムーズ。
複数台のタブレット端末を利用すれば、混雑時もお客様をお待たせしません。
決済手数料が、電子マネーで1.98％と、業界最安水準なのも魅力ですよ。（2023年6月現在）
※別途STORESとの契約が必要です
5）アフターフォロー
数日後、来店のお礼などをLINEのメッセージに配信できます。
また、POSシステム「サロンアンサー」でキャンペーン対象のお客様を絞り込み、お客様に合わせたメッセージ配信もできます。
お客様1人1人に寄り添ったアプローチで、次の予約に効果的につなげることができますよ。
【サロンアンサーを導入いただいているサロン様の声】
LINEミニアプリはPOSシステムと連動しているため、LINE経由でサロン予約したユーザーにeffaceのLINE公式アカウントから予約のリマインドメッセージや、来店後にお礼のメッセージを自動配信しています。予約のリマインドをして実際に来店するユーザーと、来店後にお礼のメッセージを送って次回リピートするユーザーは、いずれも90%を超えています。
引用元：LINE for Business｜LINEミニアプリ利用を促進させ、顧客流失を防ぐ美容室のLINE活用 株式会社エファッセ
まとめ
美容室やアイラッシュサロン、ネイルサロンで使えるキャッシュレス決済には、クレジットカード決済・インターネット決済・アプリ決済（スマホ決済）など、さまざまな種類があります。
それぞれ端末導入や決済手数料といったコストはかかりますが、
- お客様の利便性が高まる
- お客様の単価がアップする（物販やメニュー追加に積極的になる）
- 美容室の会計業務がスマートになる
など、導入するメリットは大きいと言えます。
とくにおすすめなのは、POSシステム×LINEを活用したキャッシュレス決済導入です。
POSレジシステムと、LINEミニアプリ・LINE公式アカウントを連携することで、キャッシュレス決済だけでなく、予約受付からリピート率を高めるアフターフォローまで、お客様が日常的に使うLINE上でおこなえます。
そのためお客様との接点が増え、リピート率向上が期待できるんです。
サロンアンサーは、クレジット決済やLINEアプリ内での決済など、様々なキャッシュレス決済にも対応しています。
自店にキャッシュレス決済を導入したいと思っている美容室オーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。
お店の経営方針に合ったキャッシュレス決済方法の見極めや、導入サポートまで、弊社がとことんサポートさせていただきます。
